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令和元年度に全国で個店調剤薬局が200局ほど減少してしまったという。

減少の主な原因はM&Aと廃業。廃業は仕方ないにしても、今後もチェーン薬局によるM&A攻勢は続くでしょう。

業者側からすると、M&Aによりシステム変更を余儀なくされることが多く、時に良い方に転ぶけれど、大概はマイナスとなる。

我々のような小さな販売店でも、M&Aによる経営者変更が年に1～2回はあるから困ってしまう。

閑話休題

こんな時代でも個人経営を続ける薬局は実力店が多い。近くにチェーンのライバルがあっても客入りはダントツだったりする。

調剤薬局はどこに行っても処方通りの薬が調剤されるわけだから、周りと差を出していくことは並大抵の努力ではなく大変な成果だ。

しかしこういう薬局の社長は非常に厳しく、営業的に泣かされることも多いんですよ、本当に。

けれど気に入ってくれるとひいきに使い続けてくれるから、業者としても安心してサービスを提供できるありがたい存在なんですな。

個人薬局の経営者の皆様には、チェーンの攻勢に屈せず頑張ってほしいです。